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第三者検証に向けた準備事項
いつもお世話になっております。ESG職人の野底です。CFPの算定が終わっても、安心はできません。第三者検証に向けては、算定ルールやフロー図、排出係数のマスタや算定シートまで、準備すべき文書が山ほどあります。現場で私も「こんなに必要なのか」と驚いた一人です。ただ、この準備を丁寧にしておくと、検証での指摘は確実に減り、社内での説明もぐっと楽になります。このコラムでは、検証の現場で本当に役立つ準備の勘所を、私の実務経験を交えてお話しします。
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■CFP算定が終わった後は、第三者検証も検討してみませんか?

■必要資料、相関関係を整理しましょう

■社内ルールを固めておくことで、検証のときに『なぜこう算定したのか』を自信を持って説明できますし、コミュニケーションコストが削減できます。

■ISO規格に沿った算定報告書は検証の土台、準備を丁寧にしておくことで指摘もぐっと減ります。

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著者紹介

K&ESG株式会社
代表取締役社長
ESG職人
野底 琢(のそこ たく)
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社で、業務・ITに関するコンサルティングサービスを経て、2021年にゼロボード社の立ち上げに参画。2024年にK&ESG株式会社を立ち上げ、LCAコンサルティング業務に従事
業務の傍らで横浜国立大学大学院環境情報学府に入学し、LCA環境評価手法を学習・研究。
環境情報学を背景に、ゼロボード社では事業開発担当兼コンサルタントとして、経産省・環境省による”CFPガイドライン”の実証事業のマネジメント、DADC・ABtCと連携したOuranos Ecosystemのアプリ要件(CFP算定・連携)の開発事業のリーダーを担当。その後、K&ESG社では、欧州電池規則におけるCFP・DD対応支援やCBAM対応に関するコンサルティングサービスを展開。CFPの算定経験は50商品以上に渡る(内、自動車・自動車部品関連は20商品)
また、TCFDレポート作成、CDP回答といったサステナビリティ情報開示の支援経験は60社超に上る